メリークリスマス! アクティの石本です!
今年も残すところ1週間!
驚く程のスピードで一年が通り過ぎようとしています!(ーー;)
皆さまにとりましては、実りある良い一年でしたでしょうか?
年末年始、ゆっくりと休暇をとれそうですか?
■私の年末年始といえば・・・過ごし方が分からない!(>_<)
私の実家は「新聞販売店」(山陰中央新報江津販売所)を営んでおりました。
昭和52年、私が中学校へ入学した春から始めた家業。
この日を境に我が家の生活パターンは一変しました。
特に、この年末は正月用チラシの事前組込み作業で莫大な量を準備します。
そして本番は大晦日!
作業は、31日の夜9時過ぎ頃から始まります。
元旦用の新聞の厚みが半端ないので異様に嵩張ります。
配達時間も通常の3倍以上かかる為に早くから活動開始となります。
子供であった私も当然に作業スタッフ、容赦はありません!
当時(昭和43年頃)、大晦日の楽しみと言えば・・・
早く風呂に入って、家族そろって食事をしながら『レコード大賞』
引き続き、国民的歌番組『紅白歌合戦』をテレビで観る事でした。
爺婆、父母、姉2名と私の7人家族
グダグダ言いながら、貧乏家庭ながらも幸せな時間を過ごしたものでした!
それが・・中学1年の年末から
ある意味地獄のような年末年始を過ごす事になってしまったのです。
大晦日の夜9時過ぎから始まった作業、配達の完全終了は元旦の朝7時頃。
その頃から、『お~い、今日は新聞休みか?』と電話が掛かりだす。
元旦から新聞が休みの訳ないだろ!(~_~メ)
と思いながらも
「元旦からすみませ~ん!すぐお届けしま~す!!」
と、正月早々、平謝りが続く(T_T)
通常とは、配達ペースが異なる為に入れ忘れも発生します。
やっと落ち着くのが元旦の正午頃
昼過ぎに家族全員が顔を合わせて新年のご挨拶・・
やっと年末作業の混乱から解放される。
正月2日が休刊日なので、年末年始作業の疲れを癒すため寝正月と化す(>_<)
そんな年末年始を48年間過ごして来ました。
この暮らしは、私の家内、子供達も同様です。
平成10年、父が他界した後は、母が一人で家業を切り盛りしました。
その母が、平成19年5月に急逝。
その後、色々な事を考慮し私が経営を引き継いでいました。
地元住民との密着感が生命線の新聞販売店
100キロの距離を知恵を絞り必死で埋めてきましたが・・
私が引き継いで9年
48年続いた家業である『新聞販売店』を、昨年6月に廃業しました。
昨年、大晦日の事
『何して過ごす?』・・家族会議を開きました。
それでも『どこかへ旅行しよう!』とは誰も考えない!
やはり『爺ちゃん婆ちゃん家へ行こう!』って事で
西へ10キロ、江津で実家の墓参り
東へ80キロ、今まで、年末年始には行けず失礼ばかりした家内の実家へご挨拶!
年末年始の快適な過ごし方を知らない一家なのです!
今年もそんな感じかな?(-_-;)
さて、12月14日 『平成30年度税制改正大綱』が政府より発表されました。
ポイントを整理しておきます!
■平成30年度税制改正について
法人向けには色々と減税案が織り込まれましたが・・
住宅営業に大きく影響する税制改正はありませんでした。
租税特別措置法などの適用期限の延長などが中心です。
個人に影響する税制改定として気になるのは、以下の2点。
(1)基礎控除額の増額、給与所得控除額の増額
個人の所得税に関しては、高所得者への増税が織り込まれました。
しかし、基礎控除額を増やすので『減税』になる!
なんて情報が飛びこんできたりして混乱気味です。
給与年収、850万円以下の方は
・基礎控除額 +10万円
・給与所得控除 -10万円
で、差引=0円てことですね!
添付の『アクティ通信:プレミアム』に詳細を記載しましたので
確認しておいてください!!
(2)『小規模宅地の評価減』の特例の対象者に改定がありました。
改定というより「絞り込み」って感じですね!
実家の相続等で問題が結構発生しているようです。
元来、実家を相続する時ほとんどの場合
「小規模宅地の評価減」が適用されて
自宅の宅地評価が80%減額されて、20%の評価額になります。
それにより「相続税の課税対象額」が大きく圧縮されていました。
これが、平成27年の相続税改定時に
・基礎控除額5000万円 → 3000万円に減額
・非同居の相続人が実家の土地を相続する場合には細かく規定が設けられました。
大雑把に言うと・・『自己所有の住宅』を持っている相続人が実家を相続する場合は
「小規模宅地の評価減」が適用されなくなりました。
また、相続発生前3年以内に自己所有の住宅を持っていた場合も適用されない等の規定があります。
世の中には、対応力のある方も多く
いずれ相続となる方が事前対策として「自宅を親戚に買い取っ貰い、借家として住む」
なんて対策をとる方も出て来たようです。
今回、このような対策をとる方へ「それは無効だよ!」って感じになります!
詳細は、改めて研修会で掘り下げます!
アクティ通信でも発信します。
1月からは、『配偶者控除』『配偶者特別控除』について
前回の「アクティ通信:プレミアム」に掲載しましたように
大幅な変更が実施されます。
お客さまやお施主さまからすると
個人の税金や相続に関する情報をキチンと把握している人は信頼できます!
自分の給与明細を改めて眺め、税金について知識を深めましょう!
編集後記
苦節1年半、「ルコレ:連絡名人」を正式リリースしました。
「ルコレ」とは?
平成17年にリリースした携帯電話を活用した情報提供サービスです。
当時は、ガラケーの時代!
その時代に「ガラケー専用ホームページの作成ツール」を提供していました。
全国の工務店殿、飲食店殿で活用頂き、集客に効果を発揮していました。
時は経ち・・・時代はスマホ!
今は、スマホでしか動かないアプリは沢山あります。
「ルコレ」は、ガラケー対応版でスマホ対応が遅れました!
遅れたというより、ガラケー利用者を切れずにいました。
そん中、『ルコレ』で顧客集客に成功しておられるユーザー殿から
『そろそろ・・スマホ完全対応してよ!!』と
お叱りを受け、大改造に着手!!
その最中に、『クラウド上での現場情報を共有するシステムが欲しい!』
との要望が多方面から発生。
良く良く聞くと・・・ある企業の『ダ〇〇リ〇〇ク〇』というシステムが一世を風靡していました。
成るほど、そういう要望が工務店さんから出るようになったんだな・・と感慨深いものがありました。
少し前まで、『スマホ』や『タブレット』で情報を共有するなんて話は
聞いてもくれませんでした。
時代は変わった!!
では・・・という事で、
その一世を風靡しているシステムの仕様は確認できませんでしたが
どうあるべきか? を、ヒアリングと試行を繰り返す事、一年半!
『工務店革新ネット』では、標準提供ツールとして提供していましたが
この度、単独の製品としても正式リリースしました。
以前、『ルコレ』を利用しておられた方は、ベースは同じですから取っ付き易いと思います。
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