2018.02.23 発行

こんにちは! アクティの石本です!

平昌オリンピックが盛り上がっていますね!!

男子フィギュアスケートの羽生結弦選手がケガから復活の金!

女子スピードスケート500mでは小平奈緒選手が金!

女子団体パシュートが金!

涙・涙の金メダルでした。

羽生選手は、怪物のような芯の強さを発揮し
小平選手は、求道者のような心の強さを発揮し
女子パシュートは、個々の記録では劣ってもチームワークで勝てる事を証明してくれました。

「明日死ぬかのように生きよ!
永遠に生きるかのように学べ!

ガンジーの名言を座右の銘とする小平選手の立居振舞いやインタビューに大いに感動した次第です!!
(T_T)/

感動する! 共感する! 感銘を受ける!

やはりそれは、小手先のテクニックでは伝わらないなと感じます。

金メダルという結果が感動を倍増させているかもしれませんが、それぞれのこれまでの苦難の道も含めて、『感動』と『共感』を覚えます。

決して順調ではない険しい道程が存在し、それを懸命に乗り越える懸命な姿を感じ、その上で、その人が発する雰囲気、態度、言葉・・そこに心打つものを感じた時、誰もがその人の存在と言葉に感動し共感するのではないでしょうか。

ビジネスの世界でも同様ではないでしょうか?

住宅業界・・・
こうすれば家が売れる!
こうすれば売上が、契約が伸びる!

なんて商法がまかり通ったり、時として口達者な者が良い結果を出したりします。

しかし、心がけの悪い者は長続きしません、いつかかならず化けの皮が剥がれるものです。

住宅業界の消費税増税に対する説明などにも明確に表れますね!

平成26年4月、消費税が5%から8%へ増税された時には

『3%も上がると大変!住宅購入は早い方が良いですよ~!』

特に、高価格帯の住宅会社が看板同様に大きく煽っていました。

根拠は?って聞くと・・・・

『3000万円の住宅が3%増税になると90万円の負担増になります!』

そりゃそうだけど・・それだけかい?!
(--〆)

この増税時には、その負担増分を緩和または解消する為に、『すまい給付金の創設』『住宅ローン減税の拡充』が準備されていました。

その制度をきちんと理解しシミュレーションすれば、計算上は負担増分はほぼ解消できました。

特に、高価格帯の住宅を望むお客さまの場合、収入も多く住宅ローンの額も多額な事もあり、計算上は負担増を充分に解消できたものです。

それを充分に説明せず『早い方が良いよ!』
『駈込み需要』を煽り、結果として需要を先食いし、翌年以降の受注減少に苦しむ事になったのは記憶に新しいところです!

そういう、ここぞとばかりに売らんかな!という姿勢は、およそ『感動』『共感』などからは程遠いものでした。


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とういう訳で、今回は『感動』『共感』を得るアプローチ!

ワンポイント講座『住宅購入は、消費税増税 前・後 どちらが有利?』
をテーマに掘り下げます。


<メール添付資料>
・アクティ通信:プレミアム(消費税10%へ:前・後どちらが有利?)
・アクティセミナースケジュール(3月)
・マイホームFP:基礎講座申込書(3月)
・    〃  レジメ


住宅購入は 消費税増税 前・後 どちらが有利?!


意図を持って『駈込み需要』を煽る方も悪いが、正しい情報を提供する事が出来なかった方も悪いと思う次第です。

 

そこには『根拠ある説明をする知識もなかったし、早期の受注も欲しかった!』という現実があった事も事実です!

来年10月には、消費税10%への増税が予定されています。

今回は、信頼に足る説明をしましょう。

今回の10%への増税時の問題点をシンプルに捉えるなら2点。

※シンプルというのは、将来の金利動向や物価動向を考慮しないという意味です。(将来金利や物価を考慮すると、それは別の観点からの説明が必要ですので、それはいずれ改めて)

ポイントは、以下の2点。

1.『すまい給付金の拡充』で、増税負担分が緩和・解消されるか?

2.『住宅取得資金贈与の非課税額の拡充』が、有効に活用できるか?

『すまい給付金』は、昨年または一昨年の所得に応じて現金が給付される制度です。

■現行制度では、10万円~30万円を給付。

■新制度では、10万円~50万円に給付額を拡充。

2%の増税分が、この給付金で解消、緩和できるか?
という数値根拠を明確にする事が重要です!

『すまい給付金』は、所得によりますから
現行制度では「0円」の人が、新制度では「40万円」となる場合もあります。

個々で状況(所得)が異なりますので、一概にはどちらが有利かを言う事は間違いの元です!!

課税証明書の『都道府県民税の所得割額』で判定します。

毎年、5月、6月頃に市町村役場から送られてきます。
(その存在すら知らないという豪快なご主人もいます)

普段、持ち歩く資料でもありません。

故に、お客様との最初の出会においてどのようにお伝えすれば良いか?

動画をご覧下さい。

https://youtu.be/VzoDpK0NATA

 

 


大事な事は、判断できる数値を算出する事

その上で、メリット、デメリットを解り易く説明する事ですね!

 

勿論、例外はありますが・・・多くの場合、増税の前・後 さほどの差がないような制度設計になっています。

消費税増税が、住宅購入を検討する「切っ掛け」になる事はやぶさかではありませんが、根拠なく住宅購入を煽る事はやめましょう!

いつかばれます!
『奴らは、売る為なら何でもやる』という批判を浴びます。

『住宅取得資金贈与の拡充』は、次の機会にお伝えします。

この機会に、消費者向けのセミナー等を開催して説明するのも有効ですね!

定期開催している「マイホームFP:基礎講座」の受講者には、この動画で使用しているパワポのシートを差し上げます。

『工務店革新ネット』の会員の皆さんにもお届けしますので、ご連絡下さい。

【連絡先】ishimoto@acty.ne.jp
私(石本)宛てにメールで
『住宅購入は増税前・後どちら?』パワポ資料送付希望。

と記載して送って下さい。

 


 


 3月のマイホームFP:基礎講座の開催 


3月の【マイホームFP:基礎講座】開催日程です!

添付資料(『アクティ通信:プレミアム』)にスケジュールと申込書がありますので、都合の良い日にお申込み下さい!
小人数での開催を行います。

尚、公開スケジュールに都合が合わない場合は
日程調整の上、個別開催も行いますのでご連絡下さい!

【連絡先】石本光史
■E-mail: ishimoto@acty.ne.jp

【マイホームFP:基礎講座】
<2月開催日>
・  7日(水)
・15日(木)
・21日(水)
 <3月開催日>
・ 8日(木)
・22日(木)
※13:30~17:00
※詳細は添付資料でご確認下さい!


編集後記


先日、住宅会社の役員の方と話していた時

「住宅は性能が一番なんだよ! 金の事が一番じゃないんだよ!」
と、私を見据えて文句を言われてしまいました。

最近では、家の性能を数値化します。

断熱性能、家の燃費性能、耐震性能・・・

 

快適に、安全に、安心して生活する為に『性能』は大切です!

そこには「お金」が掛かります。

資金に余裕のある方は、かなりの性能を望めます。

資金に余裕の無い方は、どれだけの性能を手に入れられるか?

車も同じような一面があります!

「車は性能だ!」・・・確かにそれもある!

しかし、誰もがクラウンだのベンツだのを購入できる訳ではない!

生活レベル、ライフスタイル、価値観、家計など諸々を考慮し「中古軽自動車」を購入せざるを得ない人もいるのです。

そんなモノは車じゃない!」なんて口にする車の営業マンはいない!

「そんなモノは家じゃない!」なんて豪語する住宅会社の人がたまにいるんですよね。

性能向上に取り組んでいる一部の方にそう感じる事があります。

そこが、『差別化要素』として訴えたいので致し方ないとはいえ・・

フルスペックではなくても、予算内でどのレベルまで取り組めるか?

予算に応じた仕様を、納得できるように伝えて欲しいと切に思います。

「性能」を数値化する事は、誠に理にかなった大事な事です!

 

「性能」か「予算」・・どっちが一番かは別にして

「予算」は大事です!!

ここを軽んじる風潮だけは改めて頂きたいと思った次第です。

でないと、『良い住宅』は守れても、お施主さんの『良い人生』を守れなくなるかも知れません。

 

発行元:株式会社システムデザイン・アクティ
代表取締役 石本 光史
〒690-0044 島根県松江市浜乃木7-9-7
電話 :0852-31-1670
会社メール:info@acty.ne.jp
石本メール:ishimoto@acty.ne.jp