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 <<個別相談>>
  ご主人37歳、奥さま33歳、4人家族
 消費税がアップする前に住宅を購入した方がよいでしょうか?
 省エネ・創エネ住宅(太陽光システム)は、どれくらい経済メリットがあるの? 
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先日、そろそろ家を建てようかな? と思っているのですが・・
・・相談に乗って下さい!と、ご相談を受けました。
(弊社では、随時、消費者個別相談を賜っております)

以前から何となく ”2~3年先くらいには!”と思っておられたようですが
毎年、毎年、2~3年先には・・・・と思い続けて数年経ってしまった。
ついに、消費税も上がりそうだし、情報収集に動きだした所との事でした。

いきなり、ご主人・・・・
『断熱性能を上げて、太陽光設備を付けたら、電気代は掛からないし
 ・・・・住宅ローンの返済も楽になるって乱暴な話・・信用できますかね?』

某工務店において、興味がある『省エネ・創エネ住宅』太陽光付き住宅の
相談をしたら工務店の営業担当者が熱く語ったようです。
(相談者は、そんなうまい馬鹿な話はない!という顔)
 
『話のまとめ方は乱暴ですが、とんちんかんな話じゃないですよ!』
(私まで、怪しい奴のように見られました)
で、『太陽光FP電卓』で、簡単にシミュレーションしてみたのです。

  <通常仕様の家> VS <通常仕様+省エネ・太陽光設備>
※どちらがお得か? 『太陽光FP電卓』の入門編ですね!

省エネ仕様(太陽光設備あり)の家は高い! という感じは否めません。
しかし、設備の効果は環境に良い事は当然ですが、電気代や光熱費
を大幅にカットできる可能性があります。そこを解りやすく解説しました。

まず、想定する設備は・・・・
・太陽光設備は、 250kw × 16枚 = 4.0kw
・設置角度    20度(真南)
・建築設置場所は 島根県 松江市

※一般的には30度が一番発電量が多いと言われますが、実は地域で異なります。
島根県松江市では・・・20度が一番発電量が多くなります。緯度経度が影響します。

発電量予測計算では・・・
年間発電量は、      4,189kWh。


相談者宅の9月の電気代は   13,000円 との事。
9月の電気代から年間電気代を推計すると・・146,067円(年)

この家庭の電気代がどう変わるのか?
今、電気は買うだけの暮らし、年間電気代が146,067円
   └これが 買う電気代が・・・105,535円になる。
        売電収入は・・・115,290円。

・年間実質電気代は -9,755円 になります。      
(買う電気代-売電額)
   
   『-9,755円・・・て年間、電気代で9,755円の貯金が出来る・・って事?』
  と、相談者は、目を丸くしていました。

あくまでシミュレーションですけど・・・
今と同じ電気の使い方をする場合の計算です。
☆これに『節約』を意識すれば・・・
      買う電気がもっと少なくなり
      売る電気がもっと増える  という事です!

加えて、断熱性能を上げる等、建物事態の省エネ化を施すと
使用エネルギーが大幅に減少しますから、効果はもっとありますね!
 
     『えっ!え~っ・・・』

でも・・設備費は安くないですから・・・ローン返済は増えますよ!

    『・・・はあ?・・まあ、やはり、そうですよね~』

☆では、この設備を新築住宅に 付けた場合 と 付けない場合 で
   どちらが得か? シミュレーションしてみましょう!

  『・・・え?・・どういう事?』

・省エネ・創エネ設備を付けない家の場合は、
      住宅ローンが少なくて、電気代が高い!

・省エネ・創エネ設備を付けた家の場合は、
      住宅ローンが多くて、電気代が安い!

この比較で、どちらが・・経済的か解るでしょ?

  『な~るほど! でも、ローンが多い方がしんどいよね?』

<概要>
・すっぴんの建物価格は・・・・・・1600万円
・省エネ設備(太陽光4kw)・・・180万円

・設備なしの住宅は、1600万円  設備ありの住宅は、1780万円。

・返済期間は35年  金利は2.5% として・・・・

  『住宅ローン + 実質電気代』 で比較すると

        あれ・・・・・?  
        大変、盛り上がりました。

さて、結果はどうだったでしょうか?

       『太陽光FP電卓』をお使いでない方は
         ↓   
      専用サイト http://solarfp.com/
       ”お試し利用”で、ご自身でご確認下さい。

※こんな魅力的な結果になります!

 相談者には、省エネ・創エネ住宅の本当の経済性を理解頂き
現在の家族構成や所得などから大枠の借入額の把握。
借りられる額より、返せる額の重要性。
ご主人の年齢を考慮して60歳以降の返済計画の対策と注意点。
etc・・・

今のお客さまは慎重です。納得できる説明をする必要があります。
太陽光FP電卓』+ 『マイホームFP』での対応は完璧!
(自画自賛で、恐縮です・・・)
話し出すと・・・不安や疑問が次々と出て来ます。
これを整理し、決断のお手伝いをするのが私達の仕事です。
 
面談後・・・
今、以前から気になっていた工務店と面談を始めたばかりとの事でした。
工務店の提案力をもう少し見てみます。
結構、先延ばししましたけど・・・決断出来そうです!
本当に解りやすい説明でありがとうございました!また相談に乗って下さいね!
と言って、帰られました。

消費者も相談先が欲しいのです!
  ・こんな景気が悪い時に住宅なんて、無理だな・・
      でも、消費税が上がる前に住宅を購入した方が良いかも?
  ・どうせなら、環境や経済的な住宅が良いかも?

そんな事が気になる消費者に、しっかり説明しましょう!!

今こそ、こんな相談に対応する事が集客と信頼に繋がりますよ。
それは、契約に繋がります!!

 

<参考サイト>
『マイホームFP』 http://www.acty.ne.jp/products/ss/index.html

『太陽光FP電卓』 http://solarfp.com/

                         株式会社システムデザイン・アクティ
                           代表取締役 石 本 光 史